I’ll never leave you.
ずっと君の側にいるよ。
その縁を手放すな。
人生には数は少ないが、本当に大切にすべき人がいる。
その人の存在そのものこそがまさに意味であり、自分自身がこの世界に存在しているという、何よりの証となる。
もし幸運にも、そのような人と出会ったならば、もはやためらう理由は何一つない。
自分の気持ちをきちんと言葉にして、言うべきことをきちんと伝える。それによって、人生という名の物語は、まさに動き出す。
ここで大切なのは、言葉。気持ちを言葉にして相手に伝える、ということだ。
もしかしたら、本当に大切なことは、言葉にしなかったとしても、気持ちと気持ちで伝わるかもしれない。
しかし、言葉として発せられた言葉は、気持ち以上の明確な意味を成す。だから大切なことは必ず、言葉にして伝えることが大切だ。
その瞬間はもしかしたら、人生でそう何度もやって来ないかもしれない。だからこそ、そのときが来たら、言うべきことを言葉にして、きちんと伝えたい。
人生で、大きな後悔を残さないために。
元ネタ
映画『きみに読む物語』主人公のノアのセリフより。
初恋の純真な思いをテーマにしたロマンティックムービーの代表作ですが、妻に変わらぬ愛情を注ぎ続けるその紳士な姿勢に感動を覚える人も多いと思います。
人の気持ちはいともかんたんに移ろいます。だからこそ変わらぬ想いを持ち続けることは、美しいことなのかもしれません。たとえそれが、例外であれ。