Don’t put all your eggs in one basket.
一つのことに全てをかけてはいけない。
「リスクは分散させよ」という金言
AかBか、常に何かを比較できる状態はとても良いことだ。
常にいろんな選択肢を確保することで、どの選択が自分にとって一番最善なのか、比較検討し、答えを出すことができる。
逆に、良くないのは、「これしかない」という、他に選択肢がない状態だ。
他に選択しがない場合、それが不満でも、問題があることが分かっていても、それを選ばざるをえない状態になってしまう。
他に選択がなければ仕方ないといえば仕方ないが、「これしかない」状態は気持ちに余裕が持てないし、その選択自体に満足できないことが多い。
だからこそ大切なのは、何をするにしろ、常に複数の選択肢を持つ、ということだ。
他にも選択肢があれば、どんなときも切羽詰まることはない。1つがダメなら他を選べばいい。それが心の余裕になる。
どんなときも、「これしかない」という状態より、「これもあるしあれもある」という状態を作っておきたい。
元ネタ
投資の世界でおなじみのことわざより。卵を全部一つのかごに入れるな→「分散させなさい」の意。
もともとは投資の名言ですが、何か一つのことだけに集中しないこと。いろんなところに可能性を残しておく「分散」の重要性は、リアルで役に立つ考え方です。
選択肢は常に複数持つ。「1つのことに人生のすべてをかけてはいけない」という教えは、ほんとそのとおり。
人生において全てのリスクに対応することは現実的に不可能です。しかし、予想できる問題を予めに認識しておくことによって、それを避けるための手を打つことができます。