英語学習において、よくネイティブという言葉が使われます。
「英語はネイティブの発音を真似る!」
「この教材でネイティブのように英会話ができるようになる!」
このような具合ですが、一体どんな意味なのでしょうか?この記事で、分かりやすくご紹介しています。
英語を母語とする人々
英語業界におけるネイティブ講師とは、英語を母語(mother tongue)とする先生を指します。具体的にはイギリスやアメリカ、オーストラリア、カナダ、フィリピン出身の先生です。
「ネイティブ講師によるレッスン!」
と宣伝されている場合、こうした国々の人による英語レッスンがあります、という意味になります。
ちなみに、私たち日本人は外国語として学んでいます。母語は日本語なので、non-nativeになります。
mother tongueとは?
母語というのは、私達がまず最初に覚える、その国の言葉です。例えば、私達日本人の場合、日本語が母語になります。
用例:My mother tongue is Japanese.
英会話のレッスンはネイティブ講師がいい?
英会話のレッスンを受ける場合、日本人の先生、もしくはネイティブスピーカーの先生、どちらかを選ぶことができます。
ネイティブスピーカーに英語を習うことは、発音、イントネーション、いろんな面で勉強になります。そのため、「英語を教えてもらうんだから、ネイティブの先生がいい!」と考える人も多くいます。
その考え方は一見、自然なように感じます。
デメリットもある?
とはいえ、英語は必ずしもネイティブに習うのが最善の選択とは限りません。場合によっては、英語の経験が豊富な日本人の先生に教えてもらう方がよいケースもあります。
特に初心者の方。英語が苦手な方。TOEICなど試験的な英語力を伸ばしたい方は、日本人の先生に教えてもらうことで、順調に実力を伸ばすことができます。
ネイティブの先生と日本人の先生に英語を習うメリット&デメリットはこちらで詳しくご紹介しています。興味がある方は、あわせて参考にしてみてください。
外国人講師って何?
ちなみに、英会話スクールによっては「ネイティブ講師」という表記ではなく「外国人講師」という表記で先生の紹介をしている場合があります。
この場合、「外国人講師」とは「英語は話せるけどイギリスやアメリカなどの英語のネイティブスピーカーではありません」という意味になります。
その点、ネイティブ講師にこだわる方は、詳しく確認することをおすすめします。
まとめ
英語業界におけるネイティブ講師とは、英語を母語とする人たちのことを指します。
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど、英語を普段の生活で使っている人たちのことです。
英語を母語としているので、自然なイントネーションを覚えることができるネイティブ講師のレッスンは英会話業界で人気です。
ただ必ずしもネイティブの講師のレッスンがベストとは限りません。自分にとって必要な英語のレッスンを受けることが大切です。