【中学英語やり直し⑭】一般動詞の過去形はこれだけ!たった2つのポイントまとめ

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初心者のための中学英語やり直し講座その14です。

この記事では一般動詞の過去形について、重要なポイントだけを厳選して分かりやすく解説しています。

重要なポイントをシンプルに分かりやすくまとめました。やり直しの際は、まずここだけを確認しておきましょう。

【第13回】過去進行形はこちら

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はじめに。過去形とは?

まず最初に、「過去形とは何?」というところから確認しましょう。

過去形とは、過去のある時点(昨日など)のことを表すときに使います。かんたんに言えば、「~しました」「~でした」を話すときに使います。

一般動詞の過去形:基本の作り方(規則動詞)

一般動詞は、主語によって動詞の形が変わることを以前復習しました。過去形になると、変化はより分かりやすくなります。それがこちらです。

動詞の原型(元の形)+ed

例)

・I played tennis yesterday.(私は昨日テニスをしました。)

不規則に変化するものもありますが、基本的に動詞の過去形を作りたいときは、動詞の原形+edとなることを覚えておきましょう。

変化のルール

動詞によって過去形の形が少し変わるものもあります。たくさんはありません。まずはこちらのパターンを覚えておきましょう。

動詞の原形+ed

一般動詞を過去形にする、基本的な形です。

例1)play → played

eで終わる動詞にdをつける

最後がeで終わる動詞は、d をつけるだけでOKです。

例2)like → liked

語尾が子音+yの動詞にはyをiに変えてedをつける

子音とは、母音(a, e, i, o, u)以外のアルファベットのことです。動詞の最後が y で、その前が子音の場合、y を i に変えることで、過去形にすることができます。

例3)study → studied

子音を重ねてedをつける

edをつける基本形と同じですが、語尾の子音を重ねる場合もあります。「短い母音(短母音)のあとに1つの子音が続く1音節動詞」は、語尾の子音を重ねて ed をつけます。

(日本語の発音では、小さい「ッ」が入るように聞こえることが目安になりますが、あくまで補助的な感覚です。)

例4)drop(ドロップ)→ dropped (短母音 o の後ろに子音 p が続くため)

例5)stop → stopped

不規則に変化するもの

動詞のなかには、過去形が不規則に変化するものがあります。不規則に変化するものはそう多くはないので、暗記して覚えます。

例6)

・go → went

・have → had

・take → took

・understand → understood

・come → came

・see → saw

・make → made

など

一般動詞の過去形の否定文

一般動詞の否定文を作るときは、doやdoesがシンプルになり、did を使います。主語がIだろうがHeだろうが、否定文は did を使います。

そして重要なのは、一般動詞の過去形の否定文を作るときは、動詞が動詞の原形に戻るということです。

例7)I played tennis yesterday.(私は昨日テニスをしました。)→ I didn’t play tennis yesterday.(私は昨日テニスをしませんでした。)

重要なルールなので、覚えておきましょう。

一般動詞の過去形の疑問文

疑問文を作る考え方は一般動詞のときと同じです。DoやDoesがDidに変わるだけです。

Did+主語+動詞の原形+?

答え方も、doやdoesがdidに変わるだけで、新しいことを覚える必要はありません。

例8)

・Did you meet Kazumi yesterday?(昨日カズミに会った?)

→ Yes, I did.(はい、会いました。) / No, I didn’t.(いいえ、会っていません。)

・Did she study English last night?(昨夜彼女は英語を勉強しましたか?)

→ Yes, she did.(はい、しました。) / No, she didn’t.(いいえ、していません。)

過去形でよく使われる表現

過去形の文と一緒に使われる表現があります。覚えておくと便利です。

・yesterday=昨日

・last night=昨夜

・last month=先月

・last year=昨年

・○(two, threeなどの数字) days ago=○日前

まとめ

英語の一般動詞の過去形の基本ポイントのまとめです。

この記事で覚えておきたい重要ポイントは、

・一般動詞の過去形は基本的に ed をつける(規則動詞)。ただし変化の仕方が変わる動詞(不規則動詞)もある。

・否定文、疑問文は did を使う。

この2つです。

文の構造的な部分は、一般動詞と同じです。「doやdoesがdidに変わるだけ」ということをイメージできれば大丈夫です。少しずつ、慣れていきましょう。

最後に

以上、英語の一般動詞の過去形の重要ポイントをご紹介しました。基本的な考え方は現在形とそう違いはありません。

「言葉が多少変わる」「使われる言葉が新しく増える」といったイメージを押さえておけば大丈夫です。

現在、そして過去を覚えたら、次は未来です。それでは次のステップへ進みましょう。

→【第15回】未来形へ

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