英語の一般動詞 ポイントまとめ【中学英語やり直し4】

ここが重要なポイントです

超初心者のための中学英語やり直し講座その4です。

このページでは一般動詞について分かりやすく解説します。be動詞とならび、英語を勉強する上で大切な基礎知識となるので、しっかり覚えていくことが大切です。

【第3回】be動詞はこちら

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一般動詞とは

英語の文の仕組みで勉強したように、英語は基本的に主語+動詞+そのほかというのが、文の基本になります。

英語の文の仕組みを初心者向けに分かりやすく解説【超基礎】

では動詞とは一体何なのかというと、「何をするか」という動作を表す言葉のことです。

例えば勉強する。歩く。走る。話す。寝る。このような動作を表すのが動詞です。

英語の文章はまず主語。そして動詞が来ます。

「誰が」「どうするのか」が決まったら次に、「どんなふうに」「いつ」「どこで」が来るのが、英語の文章の考え方です。

動詞のなかにはliveのように動作ではなく状態を表すものもありますが、ここでは「何をするのか」という動作を意味している言葉と覚えておくと理解しやすいと思います。

動詞の次には何が来る?

動詞には、

I(主語、私は) swim(動詞、泳ぐ).

というように、主語+動詞だけで簡潔できるものもありますが、

I(主語、私は) speak(動詞、話す) English(英語を).

というように、主語+動詞+そのほかの言葉が来るのが一般的です。

動詞の「~する」あとに来る「~を」を表す言葉のことを目的語と言います。

I speak English.

では、

私は→話す→英語「を」

となりますので、英語が目的語になります。

目的語は一語だけとは限らず、

I(主語、私は) clean(そうじする) my room(私の部屋を).

というように、二語以上(my room)になることもあります。

他動詞と自動詞について

ちなみに、目的語がある動詞のことを他動詞と言い、目的語が来ない動詞を自動詞と言います。

I speak English.

I clean my room.

この2つはそれぞれ、Englishとmy roomという目的語があるので、speakとcleanは他動詞になります。

一方で、

I swim.

はこれだけで文章が簡潔するので、swimは自動詞になります。

3人称・単数のs

主語には「私」「あなた」以外の人やものがあります。これを3人称と言います。

3人称には単数(1人・1つ)と複数(2人以上・2つ以上)があります。そして、主語が3人称でかつ単数(1人・1つ)のときに一般動詞の語尾にsが付きます。

これが有名な3人称・単数のsです。

【3人称・単数】

→「彼」「彼女」「それ」「あれ」「私の猫」「彼女の父」など

He(主語、彼は) speaks(動詞、話す) English(英語を).

She(主語、彼女は) swims(動詞、泳ぐ).

注意点としては、主語が3人称の場合でも、「彼ら」のように2人以上の複数である場合、動詞の語尾にはsをつけません。

【3人称・複数】

→彼ら

They(彼らは) speak English.

They swim.

そして、主語が3人称・単数で一般動詞の語尾にsがつくのは、「現在」のことを示している文だけです。

【重要】語尾が特殊変化する場合

主語が3人称単数の場合、動詞の語尾にsがつくのが基本ルールになりますが、次の場合は特殊な変化をします。

1・語尾がo,ch,sh,sで終わる動詞は語尾にsではなくesがつく。

→go(goes),watch(watches),wash(washes),pass(passes

2・語尾が子音字+yで終わる動詞はyをiに変えてesをつける。

→fly(flies),study(studies

子音字=a・i・u・e・o(=母音字)以外の文字のこと。

3・haveは例外的にhasになる。

→He have has ~.

ストック!英単語

go = 行く

watch = 見る

wash = 洗う

pass = 通る

fly = 飛ぶ

have = 持つ

覚えておきたい初心者向け英語の重要動詞まとめはこちら

一般動詞の否定文

「私は~しません」「彼は~しません」など、動詞を否定する文の作り方です。

英語の一般動詞の否定文を作るときは、do not(don’t)もしくはdoes not(doesn’t)という英語を使います。

do notは動詞にsがつかない場合。そしてdoes notは動詞にs、es、iesがつく場合です。

すなわち、

I、you、we、Theyが主語のとき→do notを使う

He、She、Itが主語のとき→does notを使う

このようになります。

語順は、主語+do not(does not)+動詞の原形の順番です。

例)

I don’t play tennis.(私はテニスをしません。)

She doesn’t study French.(彼女はフランス語を勉強しません。)

→HeやShe、Itなど、動詞にsがつく場合でも、否定文の場合は動詞のsが消して動詞の原形(もとの形)を使います。

一般動詞の疑問文

最後に覚えたいのが疑問文。すなわち、「~ですか?」と質問する英語です。

英語の一般動詞の疑問文では、否定文で使ったdoとdoesを使い、文章を作ります。基本ルールはこちらです。

Do(Does)+主語+動詞の原形+?

DoとDoesの使い分けも、否定文のときと同じです。主語がI、you、we、They→Doで、主語がHe、She、Itの場合はDoesを使います。

質問への答え方は、赤字部の部分に着目してください。

例)

Do you study English?

→Yes, I do.(はい、勉強します。)/No, I do not.(いいえ、勉強しません。)

Does she play tennis?

→Yes, she does. / No, she doesn’t.

doesn’t=does not

まとめ

以上が英語の一般動詞の基本知識です。

このページで覚えておきたい重要ポイントは、

1・英語は主語+動詞+そのほか(目的語など)

2・主語が3人称・単数の場合は動詞の語尾が変わる

この2つです。

be動詞に加え一般動詞をしっかり理解することで、基本的な日常英会話を話すために必要な基礎的な知識を身につけることができます。

3人称・単数の話は最初はとまどうかもしれませんが、ここではシンプルに、

・主語がIやYou、Theyの動詞はそのままの形

・主語がHeやShe、It、My fatherなどの場合は動詞の語尾にsがつく。

・動詞の語尾が変化するものの中には、特殊な変化をするものがある。

このように理解しておけば大丈夫です。

否定文と疑問文についてはdo、もしくはdoesを使って作ることを覚えておくことが大切です。そして、どんな場合にdoを使いどんな場合にdoesを使うのかを理解しましょう。

英語の一般動詞は、とても大切なポイントです。時間をかけてもかいませんので、じっくりマスターしていきましょう。

【第5回】現在進行形へ

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