英会話教材には、用途&目的があります。そして、購入後に適切に使うことによって、効果を実感することができます。
そのためにはまず、どんな英会話教材があって、どのような効果が期待できるのかを知ることが大切です。
英会話教材には2つのタイプがある!
英会話教材には主に次の2つのタイプがあります。
1・初心者向けのもの。やり直しや導入用のもの
2・いわゆるフレーズを覚えることで英語を話せるようになるもの
前者の場合は、英語が苦手な方や本当の初心者の方向けの内容です。「英語を聞くだけ」というタイプはまさにこれで、使えば英語を話せるようになるか?その点については実際のところ賛否両論があります。
個人的な経験から言えば、英語が苦手な方や初心者の方が「英会話教材を聞いただけ」で英語がペラペラ話せるようになることはほぼ起こり得ないと考えています。
しかし、そのような英会話教材を使うのが全くの無意味なのかというと、それもまた話が別です。というのは、初心者向けの優しい教材を使うことで英語に取り組む習慣を作ることができるからです。
CDを聞くだけで英語が楽しく感じられたり、中には覚えておきたい英語の文法を効果的&かんたんに復習できる教材もあります。
この意味で、CDを聞く→英語が習慣になる→英語の苦手意識が改善される→本格的に英語に挑戦するやる気が芽生えるなど、一定の効果はあると考えています。
特に英会話教材を試す価値がある人
特に英会話教材を試す価値があるのは、英語に苦手意識を持っている方です。
例えば、学生時代に英語で失敗して嫌な経験を持っている方や、英語=難しいorわからない、というイメージを持っている方です。
そういった方にとって、いくら「英語を本気で取り組みたい!」と思ったところで、無意識にある英語=難しいという思い込みが、大きな壁になってしまって、英語を始めてもなかなか続かないのです。
そこで、初心者向けに作成された優しい英会話教材を導入として使用。毎日短時間でも使用することによって、徐々に意識が変わります。
もちろん、即座に英会話ができるようになるとか、そのような「奇跡」は期待できません。ただし、英語への意識は、少しづつ変わっていきます。これが英語に取り組む上で、大きな意味を持ってきます。
アウトプット向けの英会話教材
一方、中学高校と英語を勉強してきて、基本的な知識はあるけれど、なかなか英語が話せない。そういう方にとっては、フレーズを中心した英会話教材を使うことによって、一定の英会話を身につけることは可能です。
というのは、基本的な知識が身についているからこそ、アウトプットに集中することによって、「英語を話す」というプロセスを自然に行うことができるからです。
英会話教材でフレーズをチェック→ある程度英語力があるのでフレーズがすんなり頭に入る→練習する→身につくというイメージで、英会話に集中することができます。
教材の中には2ヶ月で終了するものや、なかには6ヶ月を目処に使用していくものがあります。自分に向いているものを選び、それを最後までやりきることによって、一定の効果は期待できます。
ただし、3日坊主で終わってしまう場合はその限りではありませんのでご注意を。
まとめ
以上、ここまでのまとめです。
英会話教材=使えば英語を話せるようになる、とかんたんに言うことはできませんが、人によっては、「今の自分」にぴったりの教材を選ぶことによって、英語力アップを実感することは可能です。
特に、英語が苦手な初心者の方や苦手意識を持つ方にとっては、教材選びは重要です。
「今すぐ英語が話せるようになる」という効果を得ることは可能性として低いですが「急がば回れ」。初心者向けの優しい英会話教材を使うことによって、英語を習慣化することができます。
それによって英語の苦手意識が変わり、英会話の習得がスムーズになります。この点が優しい教材を使う、大きなメリットになるでしょう。
最後に
英語を話せるようになる。
そのためには、覚えることを、必要な過程に沿ってコツコツ、覚えていくことが大切です。
そこで英語の知識を覚えていくことに加えて、英語を続けていくという習慣を持つことが大切になります。そこで役に立つのが英会話教材です。
覚えたい英語をカリキュラムに沿って無理なく着実に覚えていく。それによって英語を学ぶ習慣を身につける。そして、必要な期間を経てビフォア&アフターを実感する。
そのためのツールとして、教材を検討する価値があります。
特に、英語に苦手意識を持っている方やゼロから優しく英会話を覚えたい方は、適切な教材にお金を投資することによって、自然に英語に取り組む習慣を身につけることができるでしょう。
興味をお持ちの方の参考になれば幸いです。