「心配なのは~だ」
ジム・キャリー主演映画『マン・オン・ザ・ムーン』(Man on the Moon)より。アンディの才能を見出したジョージが食事をしているシーン。
George:You show a lot of promise … but my concern is I don’t know where to book you. You’re not a stand-up … your act doesn’t exactly translate to films … help me … where do you see yourself?
君は何というか、前途有望だ。だが、どうやって売り出せばいいか分からないんだ。漫談でもないし、映画向けの芸風でもない。君は何を望んでいるんだ?
Andy:I’ve always wanted to play Carnegie Hall.
カーネギー・ホールに出たいです。
カーネギーホールはアメリカのニューヨーク、マンハッタンにあるコンサートホール。1891年に創設以来、そこでは一流の音楽家がカーネギーホールで演奏。この舞台に立つことが、1つの憧れになっています。
George:Yeah, ha-ha. That’s funny.
そりゃ面白い。
Andy:See, I don’t want easy laughs. I want gut reactions!! I want that
audience to go through an experience. They love me! They hate me! They
walk out … it’s all great!つまらない笑いは結構。僕はお客の魂をつかんで揺さぶりたい。彼らの 愛も憎しみも大歓迎。
このフレーズに注目!
My concern is (that)~.
心配なのは~だ。
心配や気にかかっていることがあるときに使う英語。
「私は~のことが気になっています」という感じで、気になることをハッキリ伝えることができます。
このページの英語表現
promise = 約束
experience = 経験
映画『マン・オン・ザ・ムーン』について
アメリカのコメディアン、ジム・キャリーが演じる実在するコメディアンの人生を描いた映画。
ここに男の夢と野心あり。笑い重視のジム・キャリー主演映画のなかでは、個人的に異彩を放つほどまっすぐな何かを感じます。
単純なエンタティメントとして楽しむこともできますが、ここに人生に夢を持つことの大切さ。自分の信じた道を進む勇気。
そんな、人生の大切なものが学べる素晴らしい映画です。