【シチュエーション】
トム・ハンクス主演映画『ロード・トゥ・パーディション』(Road to Perdition)より。
時は1930年代のアメリカ、シカゴ。マフィアとしての顔を持つマイケル(トム・ハンクス)は、ボスから可愛がられています。
ところがボスの息子ジョンが父親に寵愛されているマイケルに嫉妬し、マイケルの妻を殺してしまいます。
命の危険を感じ追っ手から逃れるマイケルとジュニア。ジュニアが車を運転するシーンより引用。
Michael:Look out for the tractor, Mike. Watch out for the tractor. Watch out!
マイケル、トラクターだ。トラクターに気をつけろ。気をつけろ!
John:We made it.
やった!
Michael:oh yeah, we made it.
いいね、やったね。
このフレーズに注目!
Watch out!
気をつけろ!
「危ないぞ!」ととっさの注意を促すときの英語。watch out for ~で、「~に気をつけろ」になります。
このページの英語表現
tractor = トラクター
映画『ロード・トゥ・パーディション』について
『アメリカン・ビューティー』で脚光を浴びたサム・メンデス監督が放つマフィアドラマ。
組織のボスはマイケル(トム・ハンクス)を溺愛。それを嫉妬したボスの息子はマイケルの妻と次男を殺害。
マイケルは生き残った一人息子を連れて復讐を開始します。
ボスとそしてボスのムスコに復讐を遂げたマイケルですが、最後には後ろからボスに雇われた暗殺者(ジュード・ロウ)に襲われ致命傷を負います。
暗殺者を倒したマイケルは一人息子を残し、その生涯を終了。血と家族と復讐を描いた、やりきれない映画です。
観終わった後は非常に後味が悪いですが、重厚でヘビーなドラマを味わいたいときにおすすめ。