英会話 1日1フレーズ【No.71】では、相手に何かを説明しようと切り出すときや、提案をするときに使える表現 “I’ll tell you what.”をご紹介します。
「こうしよう!」「思いついた!」といった場面にぴったりのフレーズです。この記事で意味や使い方をしっかり覚えて、あなたの英会話フレーズにぜひ加えてみてください。
「なら、こうしよう」と伝える
NanaとYoshikiが会話をしています。Nanaは、働きすぎのYoshikiのことを心配しています。
Nana: You seem really busy lately. Don’t work too hard, okay?
あなた、最近本当に忙しそうね。無理しすぎないでね。
Yoshiki: Yeah, I know. I just have so many things to do these days.
うん、分かってる。でも最近、やることが多くて。
Nana: I’ll tell you what. Let’s go on a date next week. Just the two of us.
じゃあこうしようよ。来週デートに行かない?二人きりで。
Yoshiki: That sounds really good. It’s been a while since we had a date.
いいね。久しぶりだもんね、デート。
Nana: Yeah, we both need a break. Let’s go somewhere relaxing. Maybe a nice café or the park?
そうね、お互い休憩が必要よ。のんびりできるところに行きましょ。カフェとか、公園とかどう?
Yoshiki: I’d love that. I think I need some fresh air and good coffee.
いいね。ちょっと外の空気とおいしいコーヒーが必要かも。
Nana: Exactly! And no checking emails during the date, okay?
でしょ?あと、デート中はメールチェック禁止よ?
Yoshiki: Deal! I’ll give you all my attention.
分かった!ちゃんと君に集中するよ。
英単語メモ
seem=~のように見える
break=休憩
deal=約束・了解
このフレーズに注目!
I’ll tell you what.
①ではこうしよう。
②ちょっといいか。
「やろう」「提案する」を伝えるフレーズです。
相手に何かを提案したり、新しい話を切り出したりするときによく使われるカジュアルな表現です。
直訳すると「何を言うか教えてあげるよ」となり、意味がつかみにくいですが、「こうしようよ」や「ちょっと提案があるんだけど」という感じで覚えておくと使いやすくなります。
会話の中で自然に話題を切り替えるときや、「なら、こうしようよ」と提案するときに使う英語として、覚えておきましょう。
発音記号
/ aɪl ˈtɛl ju ˈwʌt /(アイル テル ユ ワッ)
I’ll tell you what.と一緒に覚えたいおすすめフレーズ
“I’ll tell you what.”と合わせて覚えておきたい、使いやすくて汎用性の高い英語表現をご紹介します。どれもかんたんに言えて、英会話でよく使われるフレーズです。
Let’s ~.
「~しよう」の定番。カジュアルな提案にぴったり。
例:Let’s take a break.(ちょっと休憩しよう。)
Why don’t we~?
“Let’s” よりも少し控えめで、相手に選択肢を与える表現です。「Let’sだと押し付けがましいかな」と感じるときはこちらで。
例:Why don’t we go out for lunch?(ランチに出かけない?)
How about 〜 ?
「〜はどう?」と提案やアイデアを出すときに便利な表現。動詞を使うときは動名詞(〜ing)にするのがポイントです。
例:How about watching a movie tonight?(今夜映画を見るのはどう?)
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.71】では、「こうしよう」という提案を伝えるのに便利な表現、”I’ll tell you what.”を学びました。
このフレーズは、相手に何かを説明したいときや、新しい提案を切り出すときにぴったりのカジュアルな表現です。直訳ではわかりづらいかもしれませんが、日常会話ではとてもよく使われます。
“Let’s~”や “Why don’t we~?”などのフレーズと一緒に覚えることで、自然な英語でスムーズに提案できる力が身につきます。
ぜひ、”I’ll tell you what.” をあなたの英会話フレーズのひとつに加えて、実際の会話の中でどんどん使ってみてください。
「英語を学びたい」でも「忙しい」「英語が苦手」な社会人の方へ
今回のフレーズはいかがでしたか?
日常会話で「こうしよう」と「提案」する場面は意外に多いもの。そこでピンポイントで英語フレーズを覚えることで、その場面は瞬時に英語で対応することができます。
でも、
「フレーズを覚えるのは楽しいけど、なかなか使えるようにならない」
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