英会話 1日1フレーズ【No.75】では、お金を払う場面や「借りがある」と伝えたいときに使える表現、”How much do I owe you?”をご紹介します。
このフレーズは、お金をいくら払えばいいか聞きたいときや、誰かに借りができたときにぴったりです。この記事で意味や使い方をしっかり覚えて、ぜひあなたの英会話フレーズに加えてみてください。
「いくら払えばいい?」と聞く
MamiとKentoがディナーデートを終了。Kentoが食事代を全額支払い、お店をあとにします。
Mami: I’m completely full. That was a lovely dinner.
おなかいっぱい。すてきなディナーだったね。
Kento: I’m glad to hear that.
そう言ってもらえて嬉しいよ。
Mami: How much do I owe you?
私の分、いくら?
Kento: Never mind.
気にしないで。
Mami: Thank you. Next time, it’s on me.
ありがとう。今度は私がごちそうするね。
Kento: Sure.
うん。
Mami: How about next Friday?
今度の金曜はどう?
Kento: You’ve got it.
いいよ。
英単語メモ
owe=借りがある、借りている
mind=気にする
full=いっぱいの、満腹の
このフレーズに注目!
How much do I owe you?
いくら払えばいい?=(私の分は)いくら?
「owe」は、「借りがある」「借りている」という意味の動詞です。直訳すると、「私はあなたにいくら借りていますか?」という意味になります。
実際のニュアンスはもっとシンプルで、「いくら払えばいい?」とか「私の分はいくら?」という場面で使われます。
使う場面
・友達が代わりに何かを買ってくれたとき
例:コーヒー、ランチ、映画のチケットなど
・割り勘するとき、自分の分を聞きたいとき
誰かにサービスや手伝いをしてもらって、お礼として支払いをしたいとき
など
たとえば、友達とカフェに行って、友達が先に全員分を払ってくれたとします。
そのときに”How much do I owe you?”(私の分、いくら?)と聞きます。
この一言で、「ちゃんと払いたい」という気持ちを伝えることができます。丁寧でスマートな表現として覚えておくと便利です。
返し方
“How much do I owe you?”と伝えたにも関わらず、「私が払うからOKです!」と相手が支払いを気にしていない場合は、このように返します。
Never mind.(気にしないで)
It’s on me.(私のおごりだよ)
Don’t worry about it.(心配いらないよ)
発音記号
/ haʊ mʌtʃ duː aɪ əʊ juː /(ハウ マッチ ドゥー アイ オウ ユー)
支払いで役立つおすすめ英語フレーズ4選
“How much do I owe you?”とあわせて覚えておきたい、英語での支払いに関する便利フレーズをご紹介します。
誰と食事をするか、どんなお店かによって、使う表現をうまく使い分けることで、スムーズに支払いができて安心です。
Let’s split the bill.
割り勘しましょ。
友達同士などで平等に支払いたいときに使える表現です。
Can we get separate checks?
会計は別で。
レストランなどで、店員さんに会計を個別にお願いしたいときに使う表現です。
I’d like to pay in cash.
支払いは現金で。
クレジットカードではなく、現金で支払う意思を伝えるときに使う表現です。
I think you gave me the wrong change.
お釣りが間違ってます。
支払い後、お釣りの金額に間違いがあったときに丁寧に伝える表現です。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.76】では、「お金」や「貸り」に関係する表現、”How much do I owe you?” を学びました。
友達や誰かと食事に行ってごちそうになったり、逆にごちそうしたりと、「お金」にまつわる場面は日常でもよくあります。そんな時に、適切な一言が言えることは、コミュニケーションを円滑にするためにとても大切です。
このフレーズは、「いくら払えばいいか聞きたいとき」や「誰かに借りができたとき」に使う定番の表現です。ぜひあなたの英会話で役立ててください。
「英語で伝えられること」を増やしたい方へ
今回のフレーズはいかがでしたか?
“How much do I owe you?” は、お金に関係するリアルな表現ですが、「そこでこの一言」と使える場面ごとにフレーズを覚えておくことで、英語で伝えられることがどんどん増えていきます。
下記の記事では、そうした「汎用性」を重視し、相手への依頼や断りなど、日常会話でよく使うフレーズを紹介しています。余裕がある方はぜひチェックして、2つか3つ、フレーズを覚えてみてください。