「同意する」
映画『交渉人』より。
物語の冒頭、ダニーは「妻を呼んでこい!」と娘を人質に部屋に立てこもるオマールの説得にあたる。人質の安全第一を最優先するダニーの交渉術が冴えるシーンより。
Danny:Now I’ve been authorized to make the trade, but I’ve got to come in, look around, make sure there’s no other hostages and there’s no surprises. All right?
俺が交渉を任されてる。だが部屋に入る必要があるんだ。中を見て、他に人質や妙な仕掛けがないか確認するぞ。いいか?
Omar:I wanna see her first!
さっさと嫁を連れてこい!
Danny:Omar, I got to come look. Then I can bring in your wife, get the girl, all right?
オマー、中に入って確認させてくれ。それから嫁と娘を交換する。いいな?
Omar:What if you’re lying?
お前がウソをついてたら?
Danny:Then shoot me!
俺を撃てばいいさ。
Omar:Okay!Fair enough!
分かった。いいだろう。
このフレーズに注目!
What if〜?
もし〜だったら?
「もし〜だったら(どうする)?」という、仮定の話をしたいときに使うフレーズです。
上記の会話を例にすると、追い詰められたオマーは交渉人ダニーから、「まずは部屋へ入らせてくれ」と言われ「娘の安全を確認できれば嫁を連れてくる」と提案されます。
そこでオマーはダニーが自分をだますことを疑い、What if you’re lying?=「もしお前がウソを言っているなら?」と、ダニーを牽制しています。
What if〜?は日常会話でも使いやすくて、What if you are wrong?=「もし君が間違っているなら?」など、いろんな表現ができます。覚えておくと、とても便利です。
この曲でWhat if〜?をインプット!
このページの英語表現
authorized=認定された、権限を与えられた
Fair enough!=よろしい!