要使い分け!英語には「攻め」と「守り」の勉強法がある話

こんにちは!

英語の勉強には2種類の方法があります。

新しい知識を覚える「攻め」の学習覚えたことを忘れないための「守り」の学習です。英語を効率よく上達させるためには、これら2つの学習方法を適切に使い分けることが大切です。

英語を話せるようになる。英会話を覚える。そのためには、新しい知識を覚えるのも大切です。しかしそれだけでは不十分です。なぜなら、せっかく勉強したことを忘れてしまっては意味がないからです。

一方で、新しいことを覚えようとせず、覚えたことを復習する。そればかりに時間を使っているようでは、成長がストップしてしまいます。

学習は、「覚える→再確認する」というプロセスを繰り返します。大切なのはバランス。攻めと守り、自分にとって適度なバランスを見つけることは、英語を勉強する上で、とても大切なポイントです。

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「攻め」と「守り」のメリットを知る

英語の学習において、「攻め」と「守り」の学習、具体的な例をご紹介すると次のようになります。

「攻め」の学習=知識の獲得

・新しい英単語を覚える

・新しい音声を聞く

・読んだことのない英文をリーディングする

など

「守り」の学習=知識の補強・記憶の強化

・暗記した英単語の復習

・何度も同じ英文をリスニングする

・以前読んだ英文をもう1度読む

など

大切なのは、「攻め」と「守り」、どちらか1つに偏るのではなく、それぞれのメリットを理解しバランスよく使い分けることです。

新しい単語を覚え、文法を学び、リスニング、そしてそれらの知識が自分のものになったかを確認、メンテナンスをする。こうしたプロセスが英語上達には欠かせません。

自分に合うバランス配分を

いつ新しいことを覚えていつ復習するのか、バランスは人それぞれ。

記憶力のよい人は、週に2回ほどの復習でよいかましれませんし、慎重に1つ1つ覚えて、ゆっくり学習したい人の場合、2日に1度の復習がよいかもしれません。

このバランスは、自分の学習速度と習慣を把握するメタ認知的な思考が必要です。

私の場合、覚えたことをしっかり身につけたい慎重派なので、新しいことを覚えたら、必ず次の日の朝1番に勉強した内容をサッと復習します(「守り」を重視します)。

また、1週間の最後には、その週で勉強した内容を全て復習する日を2日用意しています。つまり、週に4日新しいことを覚え(前日の復習を含む)、残りの2日を完全に復習日にします(週に1日は全く勉強しません)。

私の場合、「覚えていなければ勉強しても意味がない」と考え、性格的に慎重なのでこのようなの割り振りをしています。

人によっては復習は1日だけでよいというように考えるかもしれません。これは性格や記憶力、英語を勉強する環境にあわせ、あなたが負担を感じない設定をすればよいと思います。

大切なのは、自分の学習法・弱点・性格などを客観的に見て、どの方法が自分によい結果をもたらすのかを見極めること。

この点、毎日の勉強であなた自身で自分のクセ、考え方、覚え具合を意識的にチェックしてみるとよいでしょう。

そして、毎週ごとに成果(勉強した内容をどのくらい覚えているのか)を測り、必要なら「攻め」と「守り」のバランスを調整してみましょう。

ベストなバランスは個人差があります。いろいろ試して改善を続けることで、あなたにとってより効果的な学習スタイルを見つけることができます。

まとめ

以上、ここまでのまとめです。

英語を効果的に覚えていくために大切なのは、「攻め」と「守り」のバランスを意識して、着実に勉強したことを自分のものにしていくことが大切です。

いくら大量に勉強して、一時的にたくさんの英語を覚えても、「守り」をおろそかにしてしまえば、覚えたことをすぐに忘れてしまい、またやり直しになります。

そこで新しい英語の知識を覚えていく「攻め」と、覚えた英語の知識を忘れないようにメンテナンスしていく「守り」。この2つのバランスを取ることが大切です。

教材をガンガン進めていくだけでなく、適度に復習をはさみ、勉強した内容の記憶を強化していくことが重要なポイントです。

最後に

英語を話せるようになる。そのためには、新しい英単語、フレーズを覚えて、コツコツ、英語を続けていくことが大切です。

新しいことを覚えていきつつも同時に、今まで覚えてきた英語を忘れないようにしていく。そのバランスの大切をお伝えするために、「攻め」と「守り」という考え方をご紹介しました。

あなたのペースでかまいません。決して無理をする必要はありません。英語を続けていく上で、ぜひ自分にとって最適な「攻め」と「守り」のバランスを意識してみてください。

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