「英語を頑張ろう!」と一念発起。
大人になって英語の勉強を始めると直面するのが記憶力の悩み。10代の頃のように、すっと英単語が頭に入ってこない。覚えてもすぐに忘れてしまう。
そういうことが起こるわけですが、大切なのは取り組み方。
英語の勉強をして、単語や文法を覚えてもなかなか覚えられない。すぐ忘れてしまう。そんなときは、方法を変えることです。
はじめに
本題に入る前にあたり、最初に大切なことがあります。
それは「なかなか覚えられない自分」を非難しないことです。私たちが年を取る以上、「そういうことは起こるもの」と割り切ることが大切です。
脳の研究によれば「記憶力は年をとっても強化できる」と言われますが、英語の勉強を始めて最初のうち、「あれ?昨日覚えた単語をすっかり忘れてしまってる・・・」ということはしばしば起こります。
だから、勉強して忘れてしまったらまた覚えればいいのです。この心構えを前提に、次のことから始めてみましょう。
まずはノルマを変更。暗記のやり方を工夫する!
上手くいかないときに大切なのは「やり方」の問題を疑うことです。
私の場合、「1日30個はそもそも無理」ということで、まず覚える英単語を1日10個に変更。単語よりも例文を意識して、1つの単語につき例文を3回音読するやり方に変更しました。
そして、次の日になったら、必ず前日覚えた英単語を復習しなおして、覚えているか危うい単語は、また3回音読することにしたのです。
こうすることで、前より英単語が忘れにくくなったことを実感しました。英語学習に根性論や精神論はNG。頑張ることは大切かもしれません。ただし適切に頑張ることが前提です。
このように、記憶力の衰えは「方法を変えること」でカバーすることができます。
「最近、暗記が苦手になったな・・・」
「英語を勉強しても、すぐに忘れてしまう!」
となったら、新しいことをガンガン覚えるより、少しづつ少しづつ、復習重視で英語を覚えていくのが安心かもしれません。
遠くへ進めなくてもいい、小さく確実な一歩を
私自身、正直な話、「1日英単語を20個覚える!」という目標を立てて、挫折したことが何度もあります。
そこで改めて実感したのですが、やっぱり、無理なノルマをかしても、上手くいかないですね。
せっかく英語を勉強したのにすぐに忘れてしまう、これは結構イヤなもので、勉強したことがムダだったように感じてしまいます。
こんなことが続くと、モチベーションも下がってしまうので、「上手くいっていない」ことに気がついたとき、それはやり方を変えるときなのかもしれません。
英語を頑張るにも、年とともに記憶力も落ちてしまいますし、結局英語は、無理のないやり方で、コツコツやっていくのが一番いいのかな、と感じました。
英語や英会話を勉強するにも、人それぞれの状況があります。
自分のペースで、無理のないやり方、そして復習重視で英語に取り組むことの大切さを実感したスタートでした。
関連記事:英会話上達のための挫折しない目標設定法
まとめ
ここまでのまとめです。
あなたが英語の勉強を始めて、「自分の記憶力が落ちたかもしれない・・・」と悩んだときに大切なのは、方法を変えることです。
若い時は若い時にうまくいった方法が、今これからもうまくいくとは限りません。でもご安心を。記憶力の低下は、勉強の方法を工夫することで補うことができます。
特に大切なのは「繰り返し」です。そして、一度にたくさんのことを覚えようとしないことです。
一日一歩で三日で三歩。着実に、英語を覚えていくことが大切です。勉強したことは「必ず」復習を!
最後に
年をとれば、学生の頃のようにスイスイ英語を覚えられなくなってしまいます。
そこで大切なのはやり方を工夫していくこと。このページであなたにお伝えしているとおり、記憶力の衰えは、暗記法を工夫することができます。
そのため、
「英語をなかなか覚えられない・・・」
と悩んだときは、もっと良い勉強方法を身につけるチャンスなのです。
英語は何歳からでも大丈夫。大切なのは一歩一歩前進していくことです。あなたのペースへ前へ進み、「英語を頑張って良かった!」を実感してみませんか?
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