英会話で挫折しないための大原則は「継続」すること。
「英語を話せるようになりたい!」
というモチベーション(やる気)を持続させ、日々コツコツ、やるべきことを「続けていく」ことが大切です。
英語はすぐに結果が出ない前提で
なぜ英会話は続けることが大切なのか?
英会話はスポーツのようなもの。英語を話せるようになるには、やはりある程度の継続した学習が必要です。
旅行英語などの基礎的な、かんたんなやり取りの英会話なら、半年くらい頑張れば、何とかなるかもしれません。
しかし、応用可能、日常で困らない実用的な英語力を身につけるのであれば、もっと長い期間、英会話の学習を続ける必要があります。
ところが、英会話の上達は山あり谷あり。英語を勉強していても、思うようにいかないときがあります。
こうすればこうなる。こんな風に英語を勉強すれば英会話がペラペラになる。
そんな法則があれば良いのですが、英会話は右肩上がりには上達していきません。時にはスランプもやってきます。
そういうとき、
「こんなことを続けていて大丈夫だろうか?」
「本当に英語ができるようになるのか?」
「面倒くさくなってきた。時間のムダじゃないの?」
このような「疑い」が自分のなかに芽生えてきます。
学習を続けている限り、あなたの英語力は確実に伸びているのですが、どうしても「目に見える結果」に意識が向いてしまいます。
そこで、いかに学習の意欲を高める工夫をすることが大切になってきます。
モチベーションがあってこそ、しっかりとした英会話学習を継続することができます。勉強も続けることができるでしょう。
はっきりした目標を立てる
では、どうすればやる気を持ち続けることができるのでしょうか?
そこでおすすめするのが、自分ではっきりとした英語学習の目標を決めること。
例えば、
・TOEICで550点を取る。
・英検の2級を取る。
・英会話教材を3つ買って全部やりきる。
などの、明確な目標です。
「○○をする」というはっきりした目標を決めることで、行動する意味が生まれ、モチベーションもアップしてきます。
なので、何をすればいいか、自分でノルマを課すのも、やる気を高める有効な方法です。
ちなみに、目標を決めるときに意識しておきたいことが1つあります。それは、締め切りを設定する、ということです。
例えば、2015年の12月7日までに英検準1級を取得するなど、誰が見てもはっきりわかる、明確な目標です。
このように目標を設定することで、「なぜ自分が勉強をしているのか」という必要性を自覚することができます。
当然、漠然と学習をするより、はるかに効率よく勉強をすることができるのです。
「本気で英語を話せるようになりたい!」とお考えの方は、まず分かりやすい明確な目標を立てることをおすすめします。
目標は短期と長期、2つの視点を
英会話上達のために目標を決めて行動を起こす。
このときのポイントは、
・半年から1年で達成できそうな目標を立てる(短期目標)。
・数年で達成できる目標を決める(長期目標)。
の2つの目標を立てることです。
例えば、現在あなたが英検5級レベルの学習者とします。そこであなたは最終的に英検3級を取得したいと考えています。
この場合の目標は、
・英検4級を取得する(半年以内:短期目標)・英検3級を取得する(2年以内:長期目標)
となります。
なぜ目標を短期と長期に分けるかというと、あまりに高い目標設定は途中で嫌になって失敗してしまうからです。
よくある失敗するケースとして、英検3級レベルの人がいきなり1年で英検1級を目指すような場合です。
5年間など、長期的な目標としては現実的ですが、1年間は達成が難しすぎて、途中でつまづく可能性が出てきます。
そうなると、やる気を維持するはずの目標設定が、逆にやる気をくじいてしまいます。そのため、ステップステップで、やる気が続く目標を立てる必要があります。
そして、その目標と期限を紙に書き出し、勉強する机の目の前に張っておくのがオススメ。勉強するたびに目に入ってくるので、やり気が続くと思います。
目標は明確に、過程は柔軟に
目標を決めたら次にやることは行動の明確化。
決めた目標を達成するために、
「自分が何を勉強しなければならないか?」
「どのくらいの学習量が必要か?」
を考えます。
このとき、無理のない範囲で、少し頑張ればできそうな計画を立てましょう。あまり負荷をかけると、途中で嫌になります。
勉強計画や勉強量についてはこちらの記事に書いていますので、良かったら参考にしてみてください。
あくまで、自分に「頑張ったね」と言える少しだけ頑張る必要があるレベルにしておくのが安心です。
「○○のために今頑張るんだ!」というモチベーションを持つことで、毎日の学習に意味を見出すことができます。
英会話に挑戦するなら、達成したい明確な目標を持ち、モチベーションを維持。
日々、「なぜ学習しているのか?」を思い出し、やる気を落とさないよう、意識しておくことが大切です。
まとめ
以上が、英会話上達のための大切な目標設定法の考え方になります。
目標を持つというと少し、堅苦しい気もしますが、やはり英語を勉強してどんな結果を得たいのか。目標があるとないとでは、上達のスピードが変わってくることもまた、確かです。
ただし、無理な目標設定はNG。無理なく達成できる目標を設定することで、英会話の上達を現実のものとすることができます。
「英会話を頑張ろう!」とやる気が出たら目標設定。この話を参考にしてみてください。
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