「英語を話す機会」を増やすために始めたい5つのこと

会話中

中高大学と英語を勉強してきたので、リーディングや文法は比較的得意だと思います。でも、英語を話すとなると、思ったことが口にできなくて悩んでいます。

英会話を習得するには普段から英語を話すことが大切です。ですが多くの人にとって、今の日本で日常的に英語を使う機会はたかがしれています。

それは素晴らしいことですが、「英語を習得する」という目的を果たすためには、私たち自身が英語環境を意識的に作る必要があります。

そこでこの記事では、普段英語を話す機会がない初心者の方のために、英語を話す環境を作る5つの方法をご紹介しています。

気になった方法があれば、ぜひ参考にしてみてください。

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一人で英語を話す

英会話の習得にベストな環境は、当たり前ですが英語を話す相手を持つこと。とは言え、一人のトレーニングでも、練習する価値はあります。

ポイントは、自分の口で英語を発音し、リズム、イントネーションを習得すること。音読の徹底やシャドウイングのトレーニング、スピーキング向けの英会話教材を活用することで、十分効果は期待できます。

独学である程度練習をして、実戦に入るという方法が、一番日本人向けかもしれませんが、こうしたアクションはシンプルですが英語を学ぶ上でもとても大切です。

教材などを用いて自分自身で毎日英語を口にする。使う。それによって、いざその機会が訪れたときも、そうしたアクションが生きていきます。

そして一人で取り組めるため、英語学習を日々の習慣にすることができます。

【注意点あり】ネイティブの多いコミュニティに参加する

今、日本には様々な国の人々が訪れています。

私が住んでいる地方都市は、ドイツ、フィリピン、イタリア、アメリカ、シンガポール、様々な国の人々が訪れ、生活しています。

日本に住む外国人が集まるコミュニティのような場所があります。それは、コーヒーショップや、習い事教室、スポーツクラブであったり、場所や形態は様々。

そのような場所に顔を出して、そのコミュニティに参加します。多国籍な環境では、英語を話すことになるので、海外の友人を作りつつ、英語を話す機会を作ることができます。

ただ、自分自身でコミュニティの情報を集める必要があることはもちろんですが、ネイティブ中心の環境に飛び込むのは勇気が要ります。

また、注意したいのは「英語を母語としない外国人」の方との接し方です。外国人の方=英語ができると考えて近づくと、人によってはとても失礼な態度として受け止められる可能性があります。

確かに英語話者は世界でとても多いですが、一方で日本文化を理解し、学びたいため、日本語でのコミュニケーションを希望する外国人の方も少なくありません。そして英語でのコミュニケーションを押し付けられることに違和感を持っている外国人の方もいます。

また近年、日本に訪れる外国人のなかには、日本が日本語を母語とした国であるにも関わらず、「日本でも英語が通じて当然である」といった態度で対応した人々を困惑させるケースがある、という事例が伝わっています。

例えば自国の言語であるフランス語を大切にするフランスでは、「フランスではフランス語を話してほしい」という価値観を持っている方がいるという話を聞いたことがあります。

実際私もフランスには2回訪れていますが、道に迷って英語で現地の人に話しかけたとき、そしてタクシーに乗ったとき、露骨に「英語でなくフランス語で話せ」という態度を目の当たりにした経験があります。

それらは困惑してしまう経験でしたが、確かにフランスの母語はフランス語です。「郷に入っては郷に従え」でその国の人々の価値観に従うのは当然だと納得しています。

英語は確かに世界で多くの人が話す言語ですが、「だからあなたにも英語が通じて当然である、そうでないならあなたも英語を理解すべきだ」という考え方になるかというと、それは別の話だと考えます。

英語を学ぶ目的にそういったコミュニティに参加する場合、そうした事情も踏まえつつ、「英語圏の出身者が中心かつ英語でのコミュニケーションがウェルカムなコミュニティ」を見つける必要があります。

英会話スクールに通う

英語を話す機会を作ることができる、一番かんたんな方法です。

お金が必要かつ、通う必要があるのがデメリットですが、お金を払ってレッスンを選ぶので、あなたのライフスタイルにあわせ、英語を話す環境に参加する権利を得ることができます。

週に2回レッスンを受けるとして、そのほかの日は音読やシャドウイングの独学をこなすことで、効果的に英会話スクールのレッスンを活用することができます。

レッスンの種類によっては英語を話せる量は後述のオンライン英会話よりも少なくなりますが、実際にスクールに通うことになるため、勉強仲間ができやすい&英語が苦手でも参加しやすいというメリットがあります

「英語を話せるようになりたいけれど、ネイティブとのマンツーマンレッスンは不安・・・」

という方は、英会話スクールがオススメです。無料体験レッスンが充実していますので、実際の場所、レッスンを肌感覚で確認した上で、興味があるサービスを選ぶことができます。

英会話スクールの無料体験レッスンを試す3つのメリット

オンライン英会話スクールを利用する

ネットを利用したオンライン英会話レッスンで英語を話す機会を作る方法です。

スカイプのセッティングが必要ですが、手続きさえ完了してしまえば、自宅に居ながら、好きなペースで英語を話す機会が作ることができます。

レッスン料も英会話スクールに比べてお得に設定されています。コストパフォーマンスを重視する方、ともかく英語を話す機会を作りたい方に向いています。

注意点としては、英語が聴き取れない場合や、全く英語が話せない方は、格安英会話レッスンは避けた方が無難です。

というのは、格安英会話レッスンの講師はフィリピン人講師が中心なので、レッスンは基本的に英語オンリーになります。

日本語を話せる人やツールを使っての対応も可能ですが、基本的には日本語での柔軟な対応を期待した上で利用するサービスではありません。

「英語が苦手で、なかなか上達しないけどオンライン英会話レッスンに参加したい!」

という方は、格安オンライン英会話に比べレッスン費用はかかりますが、日本人のバイリンガル講師が中心のオンライン英会話スクールをおすすめします。

オンライン英会話徹底比較

英語パーソナルジムに通う

近年、英語を本気でなんとかしたい方から大きな注目を集めているのが英語パーソナルジムです。

これは専門のコーチとマンツーマンでトレーニングすることで、結果にコミット。英語力を短期間(2~6ヶ月程度)で目に見えて変えていくサービスです。費用は高額ですが英語を自分への投資と考えている方には好評です。

英語パーソナルジムによっては数ヶ月でTOEIC数百点アップするなど、目に見える効果を実感する受講者が続出。大きな実績で注目を集めています。

近年ではTOEIC対策のみならず、「英会話」や「ビジネス英語」に力を入れる英語パーソナルジムが増えています。そうした環境に参加することで、英語を話し、使うための環境に全力でアクセスすることができます。

3ヶ月間で英語力が大幅アップ?英語パーソナルジム基礎知識

最後に

以上、英語を話す環境を作る5つの方法についてご紹介しました。

英語を話せるようになる。そのために大切なのはまずインプット。すなわち、英単語を覚えたり、フレーズを覚えたり、いわゆる勉強することです。

しかし、それだけでは英語を話せるようにはなりません。大切なのはインプットした英語をアウトプットする機会を作ること。英語は実際に使ってこそ、まさに自分のものになっていきます。

この記事ではそのために試したい5つの方法をご紹介しました。気になること、興味が湧いたことは、ぜひ実際に経験してみてください。英語は使ってこそモノになることが実感できるはずです。

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