受験で英語が伸びないときに試したいこと

イェール大学

当サイトは、英会話の情報サイトですが、高校生の受験生の方も当サイトを見てくれているのが分かり、学生時代に塾で3年間、高校3年生の受験英語を担当した私としては嬉しい限りです。

そこで、このページでは「短期間で英語の偏差値を60以上にするにはどうすればよいか?」という視点で受験生のあなたに役に立つ情報をシェアしたいと思います。

紹介しているメソッドは、全て私自身が実践してきた方法です。あなたの参考になれば嬉しいです。

基本的な受験英語の取り組み方はこちらにまとめていますので、参考にしてみてください。

それでは本題です。

短期間で結果を出すために必要なことは次の3点です。ここを押さえておけば、受験で必要な英語対策は十分です。

1・志望校の赤本を最初に調べる

受験で一番大切なことは、志望校に合格すること。英語の偏差値を上げること、点数をアップすることは、そのための手段に過ぎません。

大学受験において、英語はとても重要な科目です。傾向として、英語の配点のウェイトが高くなっています。特に有名私大はこの傾向が強いのが特徴です。

文系だけでなく理系も同様。いかに英語でハイスコアを取るかが、合格のカギを握ります。

英語を短期間で伸ばし、ハイスコアを取るためにはどうすればいいか?

まず最初にやることは、赤本で志望校の英語の問題を確認することです。問題の形式(文法や長文問題など)、おおよその配点、そして最低合格点。赤本を確認して、対策を立てるのが最重要ポイントです。

赤本を見て、何年分もの問題を見ていると、問題のパターン、形式が同じということに気がつくと思います。特に、難関私大はこの傾向が強いです。

それはおそらく、次のような理由からでしょう。

受験問題を作るチームが同じ

伝統大学ほど、伝統的な組織運営が行われている。

大学は年功序列の世界なので、准教授や講師、助教の人は上の教授に意見できない場合が多い。結果的に斬新な問題変更ができない。

「うちの大学に入るならこれくらいのレベルの問題は解け!」という大学側の自己主張。

何が言いたいかというと、問題のパターンは毎年同じ、もしくはほとんど同じということです。

有名大学ほど、この傾向が強く、過去問で問題のパターンをチェックしておけば、あとは勉強するだけです。

大切なのは、どうやって勉強すれば、志望校の問題で高得点を出せるか。それを練ることが大切です。

例えば、あなたの志望校が長文問題が多い大学であれば、英単語力の増強に加えて、長文を読み慣れる対策が必須になります。

最近の大学は長文重視の傾向なので、英文を大量に読むトレーニングはデフォルトかもしれませんが。

また、大学によって、英文法の問題がほとんどない、もしくは配点が低いところ、英作文をガッチリ出してくる大学など、傾向がハッキリします。

このような出題傾向を調べるため、赤本を勉強スタート前に調べることが大切です。

2・参考書を絞る

志望校の出題傾向を調べたら、次は出題傾向に対処するための参考書&問題集を用意します。

基本は長文対策、英単語、そして英文法。これら3つのジャンルの参考書を用意します。

私の場合は、

・Z会の速読英単語(普通と上級の2冊)

→今は購入が難しいので、同社の速読速聴英単語シリーズがオススメ

・桐原書店の全解説頻出英文法・語法問題1000を2冊(同じもの)

→一冊暗記用、一冊練習用

・基本英文700選 (駿台受験シリーズ)

・年明け1月に旺文社のターゲット1900とターゲットの熟語を使い語彙力の復習と再強化

この教材を使いました。

手順としては、Z会の速読速聴英単語で英文を読みながら英単語を覚えていきます。

なぜこの教材がいいかというと、1ページの英語の量が絶妙で、リーディングが苦手でも、何とか読める分量になっているからです。

また、速読速聴英単語を使うことで、重要英単語も確実に覚えることができます。英文を読み慣れつつ、英単語も覚えられる素晴らしい教材です。

長文とあわせて取り組みたいのが英文法。速読速聴英単語と同時進行で桐原書店の全解説頻出英文法・語法問題1000をこなしていきます。

英文法は問題集で覚えるのが効果的。2冊用意して、1冊は問題集に書き込む→もう1冊で覚えているかチェックしていく方法がベター。

Z会の速読速聴英単語と桐原書店の全解説頻出英文法・語法問題1000、ともに目安は三往復

内容がマスターできたら、最後の仕上げに旺文社のターゲット1900とターゲットの熟語で覚えた英単語や熟語を確認します。この方法で1日3時間。2ヶ月集中して頑張れば世界が変わります。

(単語集は復習目的で活用します。)

なお、一応英作文対策に駿台の基本英文700選をあげておきましたが、あなたの志望校に英作文の出題がない場合は対策は不要です。

英作文対策に時間を使うくらいなら、他の科目の勉強をして、点数の底上げを狙ったほうが効率的です。

センター試験はそれほど対策をしなくても問題ありません。長文と文法をやっておけば、簡単に点が取れます。

11月くらいまでは、参考書でとことん英文を読んで単語を覚え、12月にセンター試験の過去問を5年分くらいやれば大丈夫です。

3・反復する

英語で大事なのは復習。勉強した内容を自分のものにすること。

いくら勉強しても、忘れてしまっては意味がありません。なので、何度も反復、復習を徹底します。

この作業が受験英語においてはとても大切です。勉強したことは必ず自分のモノにする。その積み重ねによって、英語力は劇的伸びていきます。

なので新しいことを覚えたら必ず復習。復習を忘れないだけで、受験勉強の効率がグッと良くなります。

効率的に暗記するための方法はこちらを参考にしてみてください。

まとめ

最後に受験英語の勉強の手順まとめです。

志望校の赤本をチェックして試験問題の傾向を確認する

(敵を知り己を知れば百戦危うからず:Know your enemy, know thyself, and you shall not fear a hundred battles.)

参考書を用意し、勉強する(インプット)

赤本の問題を全部解く(アウトプット)

再度弱点を補強する

赤本を解く

この流れで、受験勉強を進めていくことが大切です。

基本はインプットとアウトプットの繰り返しです。

覚えて、それを使えることが点数アップにつながります。そのために、勉強したことを復習し、覚えたことをモノにすることが大切です。

受験勉強はしんどいものですが、やりきったあと、志望校合格の通知が来たときの喜びは言葉にはできないものがあります。

いろいろ犠牲にするものがありますが、ぜひ、栄冠をつかみとってください。

それでは、All the best!

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