【中学英語やり直し⑬】過去進行形は怖くない!覚えるべき基本ルールと現在形との違い

ダンスしていました

初心者のための中学英語やり直し講座その13です。

この記事では過去進行形について、重要なポイントだけを厳選して分かりやすく解説しています。

基本的な考え方を押さえれば、覚えることはそれほど多くありません。まずは最低限、ここだけを確認しておきましょう。

【第12回】be動詞の過去形はこちら

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はじめに

過去進行形とは、「過去のある時点」でしていた動作を表現するための英語です。かんたんに言うと、「そのときは~していました」を伝える英語です。

考え方は現在進行形と同じです。be動詞の部分が過去形になっただけで、このような形で過去進行形を作ることができます。

主語+be動詞の過去形(was、were)+動詞のing形

be動詞の過去形について

まずは前回の復習も兼ねてbe動詞の過去形について確認しておきましょう。

amとis → was

are → were

過去進行形では、wasとwere、be動詞の過去形を使って文を作ります。

現在進行形との違いを確認

現在進行形と過去進行形の違いは、be動詞の時制です。文の作り方は、現在進行形と同じです。

進行形 構造 意味
現在進行形 am / is / are + ing (今)〜しています
過去進行形 was / were + ing (そのとき)〜していました

例1)

・I am playing tennis now.(私はテニスをしています。)

・I was playing tennis then.(私はそのときテニスをしていました。)

例2)

・They are studying English.(彼らは英語を勉強しています。)

・They were studying English.(彼らは英語を勉強していました。)

nowをthenに変えると、「今」→「そのとき」という意味になります。また、

「at that time(そのとき)」

「at 7 p.m. yesterday(昨日の午後7時)」

など、具体的な過去の時点を示す語句と一緒に使われることが多いです。

例3)

・She was running in the park at 6 a.m.(彼女は午前6時に公園を走っていました。)

否定文の作り方

過去進行形は現在進行形と同じ方法で否定文を作ることができます。すなわち、「be動詞の後ろ」にnotを入れます。

主語+be動詞の過去形+not+動詞にing

例4)

・I was not studying English then.(私はそのとき英語を勉強していませんでした。)

・He wasn’t playing soccer.(彼はサッカーをしていませんでした。)

・We were not doing our homework.(私たちは宿題をしていませんでした。)

・They weren’t watching TV when I called.(私が電話したとき、彼らはテレビを見ていませんでした。)

短縮形も覚えておこう!

wasn’t = was not

weren’t = were not

疑問文の作り方

過去進行形の疑問文は現在進行形の疑問文の作り方と同じです。「be動詞の過去形を先頭にして」作ります。

be動詞の過去形+主語+動詞にing+?

・Were you watching TV then?(あなたはそのときテレビを見ていましたか?

→ Yes, I was.(はい、そうでした。) / No, I was not.(いいえ、違いました。)

・Was she singing a song?(彼女は歌を歌っていましたか?)

→ Yes, she was. / No, she wasn’t.

まとめ

英語の過去進行形の基本ルールのまとめです。

「(そのとき)~していました」ということを表す英語が過去進行形です。まずは主語+be動詞の過去形+動詞のingという作り方を覚えておきましょう。

動詞は基本的にingをつければOKですが、動詞の中には語尾を変えてingをつけるものがあります。この点は現在進行形と同じです。

そこだけを注意し、主語+be動詞の過去形+動詞のing=(そのとき)~していました、というイメージで覚えましょう。

最後に

以上、過去進行形について、重要なポイントだけを厳選してご紹介しました。

過去進行形は、過去のある時点で動作が進行していたことを表すための文法です。

be動詞が現在形から過去形に変わっただけと押さえれば、文法の考え方で迷うことはありません。過去のある時点で動作が進行していたというニュアンスがつかめれば、大丈夫です。

それでは、次のステップへ進みましょう。

【第14回】一般動詞の過去形へ

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