It’s not your fault.
君のせいじゃない。
覚えておくと、どこかで必ず役に立つ!
自分が間違ったことをしたときは、それを素直に認め、謝罪することができる。これは人格的に成熟した、素晴らしい人だけが備える人として崇高な特質の一つである。
そして世の中では基本的に、正直は最善の策(=Honesty is the best policy.)。誠実な態度で人と向き合うことこそ、もっとも大切にしたいことでもある。
ただし注意したいのは、誠実さは自分自身に求めるものであって、他の人からの誠実さを過度に期待すべきではない、ということだ。
世の中にはいろんな人がいる。「誠実さ」という概念を持たず、他人を自分の得のために振り回そうとする人だっている。
彼らと相対するときは慎重に責任の所在を言及したい。つまり、何か問題が起こったとき、何が自分に責任があって、何が自分の責任ではないのか。そのケジメは明確につけておこう。
補足
fault = 誤り、責任。
日本では自分に責任があってもなくてもとりあえずは「すいません」を言うのが社会的な通例ですが、それはあくまで同じ価値観を共有している日本人相手の話。
英語圏では「責任の所在」で痛い目に遭うことがあります。
価値観の違う相手とのコミュニケーションにおいては、自分に責任がない場合はIt’s not my fault.(私のせいではありません。)ときっちり言うことも大切です。
元ネタ
映画『グッド・ウィル・ハンティング』ロビン・ウィリアムズ演じるカウンセラーの名言から。
天才的知能を持ちながらもある複雑な事情によって、人生で自由に羽ばたくことができないウィル(マッド・デイモン)。
そんなウィルが、ウィルと同じく心に深い傷を抱えているカウンセラー、ショーン(ロビン・ウィリアムズ)と出会い、成長を遂げいてく感動の物語。
この映画を見れば英語だけでなく人生力アップ。人との出会いの大切さに、気づくことができます。