海外に渡航、現地の学校で外国語を学ぶこと。これがいわゆる語学留学です。
英語を学ぶ場合、アメリカやカナダ、ニュージーランド、オーストラリア、イギリスなどの英語圏の国へ行き、現地の学校へ通うことになります。
留学期間はどれくらい?
語学留学では主に、短期と長期、2つの留学方法があります。それぞれの特徴とメリットは次のようになります。
短期留学
1週間~1ヶ月程度の短期間の留学。学生や休暇を取って英語の世界を体験したい社会人向け。
長期留学
数ヶ月~数年、語学学校に通う。本格的に英語を身につけるならこれ。
どんな準備が必要?
語学留学をするには、斡旋業者(いわゆる留学エージェント)に依頼し、学校の出願、ホームステイ先を選んでもらう方法と、自力で全てやる方法があります。
業者に依頼する場合
現地での生活費の他、事前にそれなりの費用が必要になります。
その分、入学手続き等の事務や、留学後のサポート、トラブル発生時の対処などのアフターサービスがあるので、初めての方は安心です。
自力でやる場合
留学したい学校を探し、自分で申し込みます。
ホームステイ先も、自分で探す必要があるので、手間と労力、英語力が必要になりますが、その分留学費用を節約することができます。
メリットと失敗談
語学留学のメリットは、海外に滞在しながら、語学を学べることです。
例えば英語を学ぶ場合、カナダなどの英語圏に行き、現地で生活しながら英語力を磨くことができます。
ホストファミリーと過ごすとき、TVをつけたとき、街を歩くとき、全て英語環境なので、真剣に学ぶ意欲があれば、語学留学は素晴らしい機会になるかもしれません。
その分、日本で英語で勉強するよりは多額の費用が必要になります。1~3週間程度の短期留学でも10万円単位のお金が必要です。
また、語学留学した人が全員が、望むとおりの語学力を身につけられたかというと、難しいところです。
良い話悪い話も
私が身近に聞いた例でも、
「留学したけど、英語が話せるようにならなかった」
「英語を話せるようになったし、TOEIC860点取れた!」
など、成功例・失敗例、両方を知っています。
上手くいくかいかないかは、事前の準備、本人の心構え、語学学校のレベルなど、いろんな要素が絡んでいるのかもしれません。
興味がある方は、語学留学するメリットと費用対効果をじっくり天秤にかけ、情報を集めることが大切です。
知り合いに経験者がいれば、ぜひ話を聞いてみましょう。役立つ情報が見つかるはずです。
まとめ
語学留学は海外に渡航し、現地の学校で外国語を学ぶこと。
必ずしも必要なことではありませんが、現地で生活しながら外国語を身につけることができるのは魅力。
英語の場合、留学先はたくさんあるので、どうしても英語を自分のものにして、グローバルに活躍できる人になりたい場合、語学留学は一つの選択になるでしょう。
最後に
以上、語学留学の意味について、ご紹介しました。
英語圏に行き、現地の学校で学ぶことは英語ペラペラになるための選択肢の一つです。ただし、語学留学すれば必ず英語ペラペラになるという話でもありません。
「海外に滞在しながら語学を学べる」という環境を買い、真剣にそのチャンスを生かそうと意欲を持つ人が、その効果を実感することができるでしょう。