英会話 1日1フレーズ【No.68】では、「大丈夫だよ」と伝えたいときや、話を終わらせたいとき、「その話はここでやめよう」と言いたいときなど、さまざまな文脈で使える表現 “Forget about it.”をご紹介します。
意外と汎用性の高いフレーズなので、覚えておくととても便利です。この記事を通して、ぜひ代表的な使い方をマスターしてみてください。
「気にしないで」と伝える
Takashiがカフェで待ち合わせをしている友人のNanamiに声をかけます。
Takashi: Hi, Nanami!
やぁ、Nanami!
Nanami: Hi, Takashi! How are you?
やぁ、Takashi!元気?
Takashi: I’m good, thanks. And you?
元気だよ、ありがとう。Nanamiは?
Nanami: I’m fine, too. Sorry I’m late.
私も元気。遅れてごめんね。
Takashi: That’s okay. Did you bring my book?
大丈夫だよ。僕の本、持ってきた?
Nanami: Oh no! I forgot it at home. I’m really sorry.
ああ、やっちゃった!家に忘れちゃった。本当にごめんね。
Takashi: It’s all right. Forget about it. No problem!
大丈夫だよ!気にしないで。問題ないよ。
Nanami: Thanks for that. I’ll bring it next time.
ありがとう。次は必ず持ってくるね。
Takashi: Sounds good! Let’s enjoy our time here.
いいね!ここで楽しい時間を過ごそう。
英単語メモ
forget=忘れる
bring=持ってくる
understand=理解する
このフレーズに注目!
Forget about it.
①気にしないで。
②もういいですよ。
使う場面によって意味が変わる英語です。たとえば、こんな時に使います。
・誰かに「ありがとう」と言われたときに、「どういたしまして」と答える時
・誰かに「ごめんね」と言われたときに、「気にしないで」と言う時
・面倒な話やトラブルの時に、「もうその話はやめよう」と言う時
使う時は、場面や気持ちに気をつけましょう。発音についてはこの動画を口直しにどうぞ。
(映画『恋するための3つのルール』(Mickey Blue Eyes)より)
発音記号
/ fərˈɡɛt əˈbaʊt ɪt /(フォゲッタバウリット)
“Forget about it.”と一緒に覚えたいおすすめフレーズ3選
“Forget about it.”と一緒に覚えておきたい類似表現です。何かあったときに「気にしないで」と伝えたいときに使うフレーズです。
Never mind.
気にするな。
相手が何か失敗したり、何かを聞き返されたけど「もういいや」と思ったときに使うフレーズです。
It doesn’t matter.
かまわないよ。
相手の失敗や行動が、自分にとって「たいしたことない」というときに使うフレーズです。
That’s enough.
もういいよ。
強めの表現です。誰かが何度も謝ったり、しつこく話してきたりするときに「もうやめて」という気持ちを伝えるとき、もしくは「(だめだこりゃ)もういいよ」という状況で使います。
最後に
英会話 1日1フレーズ【No.68】では、さまざまな場面で使える便利な表現、”Forget about it.”を紹介しました。
誰かが謝ってきたときに「気にしないで大丈夫だよ」と伝えたいときや、「もうその話はやめよう」と切り出したいときなど、非常に汎用性の高いフレーズです。
ぜひあなたの英会話のレパートリーに加えてみてください。
英語を話せるようになるために、大切なこと
今回のフレーズはいかがでしたか?このように、一つひとつ、使う機会が多いフレーズを覚えていくことで、英語で話せることは着実に増えていきます。
英語を話せるようになるには、もう一つ大切なことがあります。それは、マインド(心の持ち方)です。
英語が上達する人は、勉強量や学習法といった技術的なことだけでなく、「自分は英語を話せるようになる」というマインドを持っています。
以下の記事で、そのことについて詳しく解説しています。この記事とあわせて、ぜひご覧ください。