There is always light behind the clouds.
雲の向こうはいつも青空。
全ては結局「途中経過」である。
人生どんなときも大切なのは、目先のことではなく、長い目で物事を考えることである。
目の前のことというのは今の現状でなんとかしなければならないことなので、それを真剣に対応することは当然の話である。しかし、目の前のことだけを考えて生きていれば、人生において大切な本質を見失ってしまう。
すなわち、自分が人としてどう進んでいくか。最終的にはどこに到達するのか。目の前のことしか見ていないがゆえに、気づかないうちに一歩一歩、自分の軸足がズレてしまうのである。
例えば、ビジネスの世界ではよくあることだが、目の前の売上が欲しいあまりに、人としての信念を曲げ、ズルズルと妥協を続けてしまう。すると最後に残るのは、自分を見失った哀れな影となった自分。
結局自分が何者なのか。何をすべきだったのか。大切なことを、忘れてしまうのである。
だからこそ物事は長い目で見ることが大切である。今頭上には雲がかかって、青空は見えないかもしれない。しかし、そのずっと先には青い空が広がっている。
今目の前の現状だけが、全ての真実ではないのである。
ストック!英単語
light=光
behind=後方に
元ネタ
アメリカの小説家、ルイーザ・メイ・オルコット『若草物語』より。
19世紀に活躍した女流作家で、貧しいながらも愛情に満ちた家庭で育つ姉妹たちの成長を描いた『若草物語』は日本でも広く知られています。
ついでにこちらの英語もどうぞ
There is always light behind the clouds.とあわせて覚えておくと英語の表現力が広がるのがこちらです。ストックして、更に英語で言いたいことを言うためのチョイスを増やしましょう。
Every could has a silver lining.=人生万事塞翁が馬。
There is still hope.=まだ希望はあります。
I won’t give up.=私は、あきらめない。