知識への投資は、つねに最大の利益をもたらす。
ベンジャミン・フランクリン
私は日々、仕事のスキルを高める情報を探すために、Google.comで海外のウェブサイトをサーチしたり、英語の書籍をチェックしています。
知りたいことを知りたい場合や専門分野の最新情報を知るためには、どうしてもアメリカの本や雑誌を取り寄せたり、ウェブサイトにアクセスして、英語で情報を仕入れる必要があります。
英語圏の世界の情報は日本語圏の情報とは段違いに幅広くて、必要な情報を取捨選択することの大切さ。そして、効率的に情報を入手することの価値を、日々実感しています。
学ぶチャンスはいつも開かれている
とはいえ、英語で勉強できることはとてもありがたいことだなぁと感じています。
原書でも、アマゾンを使えばかんたんに取り寄せることができますし、インターネットを使えば、自宅で海外の情報を入手することができます。
それにインターネットの世界では、ある程度英語のスキルがあれば、勉強になる情報を探すことができます。この意味で、英語ができる=自分の世界を広げることができると考えてよいと思います。
もちろん、英語ができるようなるためには、それなりの自己投資が必要になります。学校教育に加え、自主的かつ継続的な学習が不可欠です。また、英語を勉強するための教材も必要です。
この意味で、英語を学ぶことは自分への投資と言えるかもしれません。お金はもちろん、勉強する時間の一秒一分が投資になります。
10年以上英語を続けて
私の場合、20年以上の時間とお金を、英語に投資してきました。
中学から高校、大学にかけて、学校の教科書から始まり、洋楽のCD、市販のテキスト、受験英語の学習参考書の費用等、通信講座、ネットで購入できる英語教材、英会話スクールetc・・・。
お金と時間、よくやってきたなぁと感じています。
正直、勉強がイヤになるときもありましたが、おかげで、原書の本が読めたり、海外旅行で不自由しない会話力を身に付けることができました。この意味で、英語に費やした時間とお金は、十分リターンのあるものだったと思います。
そこで、英会話を楽しめるようになりたい方や、英語のスキルを伸ばしたい方は、勉強を始めてから頑張った後、どのようなご褒美があるのかを想像してみるとよいかもしれません。
・英語の本をスラスラ読んでいる自分
・海外旅行で現地の人と楽しそうに英会話をしている自分
・外国で就職しCEOに英語でプレゼンテーションをしている自分
人それぞれ目標は違うかもしれませんが、頑張った先にある、素晴らしい景色を見るために、今という時間を投資することはムダになりません。
「自分のペース」を貫き続ける
でも一番大変なのは、英語を続けること。
もしかしたら、途中で挫折することもあるかもしれません。時間もかかるかもしれませんが、毎日コツコツ頑張っていれば、あるとき気が付いたら「ガツッ」と伸びている自分を発見する瞬間が訪れます。
「全然分からなかった英文法のルールが分かるようになった!」
「ネイティブの話していることが理解できた!」
「英語で自己紹介ができるようになった!」
など、「前に出来なかったことが出来るようになる」というのは素晴らしい体験で、お金に変えることができないものだと思います。
新しい自分に出会うという体験と言い換えてもよいかもしれませんが、このような喜びが、何より素晴らしいことなのかなぁと思います。この意味で、英語を学習する努力は最高の自己投資になります。
焦らずじっくり、自分のペースでコツコツ続けていく。そんな努力は、決して自分を裏切りません。自分のために自分のペースで英語を続けていく。それが新しい自分と出会い続ける秘訣であることを実感しています。
まとめ
英語を勉強すること。その価値を知ることは、今後ますます、重要になってきます。
英語を学ぶことは自分の世界を広げること。この意味で、英語は自分への投資と考えることができます。今すぐ無料でかんたんに入手できるスキルではありませんが、必要なコストを投資するだけの見返りがあります。
英語を「勉強する」ということだけでなく、何のために勉強して、身につけた結果どうなるのか?その意味を、十分に考える価値があります。
最後に
大人の事情で、英語の勉強を始める人が増えています。
きっかけは「仕事」など、現実的な理由かもしれません。でもそのきっかけを生かせばもしかしたら英語を勉強することそれ自体。あなたの人生における新しいチャンスになるかもしれません。
英語の勉強を自分への投資と考えて取り組めば、それがいつかどこかで、大きなリターンとなって返ってくる可能性があります。
せっかくの機会なので、ぜひ英語を勉強。あなた自身の未来に、種を蒔いてみませんか?