英語との出会いは中学校。初めての英語の成績はの続きです。
英語オンチの私でしたが、転機が訪れました。中学2年生になり、英語の先生が子育て休暇で休職し、新しい英語の先生が赴任されました(ここではS先生としておきます)。
英語の先生がS先生に変わり、私にとってとても分かりやすく丁寧な授業をして下さいました。そして、英語学習のコツをいろいろ教えてくださいました。
うまくいかないときはやり方を変えること
その中でも大きかったのが、英語のルールをしっかり身につける、理解重視の暗記法です。
それまでの私の勉強法は、単語を丸暗記するだけという、今では笑ってしまうほど要領の悪い勉強をしていました。やり方が悪かったのに、「自分は英語ができない」という間違った暗示を自分にかけていたのです。
そこで、勉強の方法を一新。S先生に教わったとおり、教科書を丸暗記せず、文法を理解する方法で勉強しました。自分が納得するまで問題を解き、文法のパターンを学んでいきました。
すると次第に効果が現れ、生まれて初めて、5段階中4を取ることができました。そして最終的には最高評価をいただきました。
そして、英語に対しても「ひょっとしたらできるかもしれないぞ・・・!」という肯定的な考え方を持つことができるようになり、自信がつきました。
「行動を変えれば結果が変わる」というシンプルな法則
この経験から学んだのは、正しい方法で勉強をすれば、英語は必ず伸びるということ。
「自分が思うような結果を得られないのは、自分の能力ではなく、やり方が間違っているかもしれない。上手くいかないときはやり方を変えてみる、違う方法を試せばいい」
今でも、このことを教えてくださったS先生にはとても感謝しています。
この考え方は、大学受験のとき、初めてTOEIC730点取ったとき、仕事をするときにとても役立っています。
結果が出ないのはやり方が悪いだけ。そのあたり前のことに気づけたこと。この体験は私の英語人生にとって、本当に大きなことでした。
だからこそ、このことの大切さは、ぜひあなたにも知っておいて欲しいと考えています。
英語好きになった本当の転機
このように勉強法を変えることで英語嫌いから脱出。
少しずつ再び英語を頑張ろうという意欲が出始めました。そして、中学3年生の頃には、英検3級を取得でき、テストの点はアップしていきました。
ただ、この時点では、英語はただの「科目」であり、ただテストで点をとるくらいにしか、考えていませんでした。勉強するのはひたすら高校受験の英語テスト向けの問題集で、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
そんな中、
「英語は生きた言葉で、学ぶことでテスト以上にもっと素晴らしいことがある」
と思える、大きな影響力を持つ出会いがありました。