私は洋楽が好きで、中学3年の頃からずっと英語の歌を聴いてきました。
高校生の頃から洋楽のCDを買い集めその数は300枚以上。さすがに大半は断捨離で処分しましたが、人生の若い時期に様々な洋楽に触れることができたのはまさに人生の僥倖。
ずっと英語の歌を聴いてきた(もう10年以上になります)おかげで、英語に抵抗感がなくなり、楽しみながら英語に親しむことができました。この体験から音楽が好きな方には特に、洋楽で英語に親しむことをおすすめしています。
洋楽が苦手な方へ
とはいえ、「洋楽はちょっと苦手・・・」という方もいらっしゃると思います。この場合、まずはJ-POPの英語カバー曲を聴いてみてはどうでしょうか。
最近では、海外のアーティストが日本の歌をカバーしています。おなじみの名曲、J-POPを英語で聴きくことができます。なので、初心者の方でも取り組みやすいと思います。
歌を聴くだけでなく、日本語の歌詞が「英語ではどう訳されているのか」をチェックしてみると、日本語と英語、表現のニュアンスの違いが感じられて面白いと思います。
例えば、サザンオールスターの『いとしのエリー』が、アメリカの名シンガーのレイチャールズによってカバーされています。サビの歌詞は次のようになっています。
Smile for me, won’t you, baby
Forever you’ll be on my mind
Drink with me, won’t you, baby
We’re gonna make it right this time
here’s no one else like you
Anything your want, I’ll do
Ellie, my love so sweet
Ellie My Love
(レイ・チャールズ『ジーニアス・ラブ』)
ちなみにオリジナル版はこちら。
笑ってもっとbaby
むじゃきにon my mind
映ってもっとbaby
すてきにin your sight
誘い涙の日が落ちる
エリー my love so sweet
(サザンオールスター『いとしのエリー』)
オリジナルとカバー、それぞれの音楽を聴き比べるのも楽しいですし、歌詞のニュアンス、表現の違い(直訳になっていないことを意識する)が感じられてとても面白いと思います。
英語の歌を聴いたからといって、すぐに劇的な効果は期待できないかもしれませんが、楽しみながら英語に触れることで、それが目に見えないところで、プラスに働いていきます。
J-POPの英語カバー おすすめ曲はこちら
最後に、いくつか、J-POPの英語カバー曲をご紹介させていただきます。ポイントは音楽の編曲ではなく歌詞。日本語で書かれていた歌詞がどのようになっているのか?「英語ではこう考えるんだ!」を実感するのがポイントです。
Haru Yo Koi
サウンドが若干軽いですが、あの日本の名詞を英語でカバーしようとするとこんなイメージになる。そこが興味深いカバーです。
ogetsu Bridge
倉木麻衣さんの人気曲の英語カバー。動画を作っている方のセンスと才能を感じるカバーで、きちんと英詩も動画に掲載。気遣いに感動できます。
secret base
英詩のセンスが印象的かつ秀逸なカバー。ギターの静かな弾き語り動画ですが、オリジナルが持つ歌の純粋さを損ねない雰囲気がGood。
まとめ
歌を聴いて英語に親しむ。そのために洋楽はおすすめですが、今は日本の歌の英語カバーが多数あります。
「洋楽はなんとなく苦手・・・」という方でも、日本の歌の英語カバーなら、気軽に聴くことができます。
日本の歌の英語Verを聴くことによって、言語表現の違いも実感できるので、いろいろ勉強になります。ぜひ参考にしてみてください。