独学で英会話を練習する。そのための方法がこちら。
オーバーラッピングとは、聞こえた英語に自分の声を重ねてトレーニングする、スピーキング練習法の1つ。
CDを使ってやるのがポピュラーですが、自分の声をCDの英語とピタリと合わせる必要があるため、結構難易度は高い練習法です。
イメージ的に、シャドウイングの上級版というイメージですが、具体的にはどんなことをするのか?
その手順がこちらです。
オーバーラッピングの手順
1・英会話教材を用意する(選び方は下記参照)
→練習用の教材を準備します。
2・予習のために教材のCDを何度も聞く
→CDをリピート再生し、英語を確認します。
3・シャドウイングする
→CDにあわせてシャドウイングをし、英語をきちんと復唱できるようにします。
4・安定してシャドウイングできるようになったら、オーバーラッピングに。その前に音読してフレーズを暗記しておく。
→シャドウイングに慣れたらオーバーラッピング。スラスラ英語を口に出せるようになることを目標に練習します。
5・実践。タイミングが揃うまで、何度も繰り返し練習するのが重要。
→正確にCDの英語に発声を合わせられるように練習します。
初級者の方はここに注意
英会話教材の英文を見て、CDを聞き、イメージを理解しておくことが大切です。
もし、「難しい・・・」と感じたら、無理にオーバーラッピングをやる必要はありません。別の教材に変えるか、とりあえず保留、別の練習を行います。
オーバーラッピングを上手くやるために、短文ごと、段落ごとという具合に、小さなまとまりで練習を区切ってトライしていきます。
そして、何度も繰り返し、英語のタイミングを体感し、マネしていきましょう。
オーバーラッピングを効果的に行うための英会話教材
英語が苦手な方、初心者の方なら、スロースピード中心の英語でトレーニングができる英会話教材が販売されていますので、そういった教材を使い、着実にレベルアップしていくのがオススメ。
自分の声と、CDの英語がピッタリ合うようになってくれば、いろんな英会話フレーズを自分のモノにでき、英語力も格段にアップしていきます。
オーバーラッピングは一人でスピーキングトレーニングをするなら、ぜひ取り入れたい練習法です。上手くできるようになれば、上達をグングン実感できるかも。
まとめ
オーバーラッピングは独学でできるスピーキング練習法です。
シャドウイングよりは難しいですが、完璧にできるようになれば、練習の効果を実感。英語を話す力がアップします。
音読やシャドウイングなどのトレーニングを組み合わせつつ、仕上げにオーバーラッピングを取り入れるのが効果的です。
最後に
以上、オーバーラッピングの意味や練習方法についてご紹介しました。
英語のスピーキング練習というと、ネイティブと英会話するというようなイメージがありますが、一人で練習できることもあります。
オーバーラッピングはやや難しい方法ですが、上手にできるようになるとその効果を実感できることでしょう。気になった方はぜひ、トライしてみてください。