The Beatlesとの出会いの続きです。
中学3年生でThe Beatlesと出会って以来、どんどん英語の歌に興味を持つようになりました。
高校へ入学してからは、英語の授業よりも、洋楽中心に英語を勉強していたと言っても過言ではありません。
Oasis、Blurなどのブリティッシュポップから始まり、Carpenters、Carole Kingなどアメリカのアーティストなど、それこそCD300枚以上の英語を聴きました。
おかげで、リスニングに対してヘンな自信がつき、英語を聴くということに対して、ポジティブな影響がありました。
このような体験があるせいか、正直、高校の英語の授業はあまり面白くありませんでした。
つまらないことには集中できない
英語のクラスと言えば、文法の学習が中心で、毎日辞書で教科書の英文を調べ、文法を学ぶ、そんなありきたりな授業。このときはこうした英語学習の意義が理解できませんでした。
コミュニケーションのクラスでは、毎日英語を聴いて真似していたので、英語ができるキャラ扱いされていましたが、英語のテストはテンデ普通。
リスニングはほぼ満点を取れるのですが、文法は60~70点と可もなく不可もなく。
今思えばなんとも恥ずかしいかぎりですが、「どうしてこんな勉強をしなければいけないんだ?」と感じていました。
ただ、英語に関しては親近感があったので、テストの点数云々はともかく、英語に対して肯定的な態度、すなわち「勉強すればできるだろう」という楽観的観測が自分の中にありました。
こうした英語に対する希望的な肯定的な感情が、英語を伸ばす上で役に立ったことを実感しています。
英語を頑張れない本当の理由
英語が苦手な人の場合、強い苦手意識が根底にあります。
例えば、苦手な人に会うとき、スムーズに話せなかったりしますよね。当然、相手と会話する機会も少なくなるので、相手がどんな人か、詳しいことが分かりません。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ということわざがありますが、英語も同じで、ヘンに苦手意識があると、必要以上に自分の成長を妨げます。
今の能力がどうであれ、英語に対して「肯定的な感情」を持てば、おのずと能力はアップしていきます。
私の場合、洋楽が英語に対する肯定的な感情を与えてくれました。このことは、今でもよい影響を与えています。
「英語が苦手」と何となく感じている方は、まずは映画や音楽など、親しみやすいサブカルチャーから入るのも1つです。
自分の無意識にある英語への「マイナスの意識」を、少しずつ取り払ってくれることでしょう。