「英語を頑張りたい!」
そこで必要になるのが英会話教材。
英会話特化、初心者向け、TOEIC用のもの、様々な教材が販売されていますが、英会話教材を買うためにはお金が必要です。
せっかくお金を払ったのに、英語の上達が期待できないもの、用途と違うものを購入しても、
「これ、どう使えばいいの?正直、失敗した・・・」
「自分には合わない。使っていて面白くない」
「難しくて分からない。続ける意味、あるの?」
と後悔してしまいます。
そこでこの記事では、英語を学びたい初心者の方に向けて、英会話教材を購入するかどうかを決める前にチェックしたい3つのポイントについてご紹介します。
英会話教材を選ぶ上での参考になれば幸いです。
初心者がお金をムダにしないために必要なこと
当たり前の話ですが、お金はとても大切です。
もしあなたが英語を身につけるためにお金を払おうと考えているなら、そのお金は将来のあなたへの投資です。つまりあなたが英語を話せるようになることによってあなたの人生がより輝くための投資です。
ではどうすれば「今」のあなたにぴったりの英会話教材を選ぶことができるか?そこで大切なのが「どの英会話教材を購入すれば失敗しないか?」という知識です。
このページでは、初心者の方が英会話教材選びで失敗しないためのポイントをご紹介。
福沢諭吉先生100人分近くにお金を使った私の体験から、「ここだけは絶対に注意しておいた方がいいですよ!」というポイントを厳選してご紹介しています。
「英語を話せるようになりたい!」
「英会話教材はどれがおすすめなの?」
「どうやって選べばいいの?」
という方は、ぜひ参考にしてみてください。
はじめに、まずこの3点をチェック!
英会話教材を選ぶにあたってはまず最初に確認しておきたいことが3つのポイントあります。
1.どの程度の英語力を身につけたいのか?(目的)
2.足りない英語力はなにか?(弱点の強化)
3.努力するつもりがあるか?(やる気・継続)
英会話教材選びで失敗しないためにこの3点を確認しておくことで、購入後「失敗した・・・」と後悔してしまうリスクを減らすことができます。
以下、詳しく見ていきます。
どの程度の英語力を身につけたいのか?(目的)
目標が具体的であればあるほど、しっかりとした学習が可能です。
英会話教材を購入する場合も、「その教材を買って勉強することで、どのような英語力を伸ばしたいのか?」という点を押さえておく必要があります。
例えば、
・現在英検3級レベルだとして、「1年以内」に英検2級レベルになりたい。
・TOEIC700点以上取りたい。
・海外旅行へ行って現地の人と日常会話ができるようになりたい。
などです。
日常英会話のレベルなら、中学校の教科書レベルをマスターすれば、それ以上の学習は必要ありません。
が、よりブラッシュアップされた英語能力を身につけたいのなら、更に上へ。大学受験のセンター試験の英語で、200点中少なくとも150点以上取れる英語力が欲しいところ。
このように、自分がどの程度の英語力が必要なのか。ビジネスで使うのか。それとも趣味で使うのか。学習のターゲットポイントを決めておくことが大切です。
足りない英語力はなにか?(弱点の強化)
英語力は、
の4点から成り立っています。
詳しくはこちらの記事を参照。
私達日本人にとって、英語は習得するのが難しい外国語。英語をモノにするために、読み書き話し聞く、幅広い視点で、英語に取り組んでいくことが大切です。
そこで、自分に欠けていると思えるスキルを英会話教材で練習。足りないところを補強していくことで、総合的な英語力の底上げが期待できます。
「英語の基本は大丈夫。長文読解も得意だけど、どちらかというと英語を聞き取るのが苦手だな・・・」という場合はリスニング重視の教材。
「○○(文法や英語の聞き取りなど)が苦手だな。もしかしたら基礎力が怪しいかも?」と感じたら、初心者向けのやり直し英会話教材で初歩から徹底的に学習。
ポイントは今のあなたが自覚している課題を解決できる英会話教材を選ぶことが大切です。弱点を伸ばし、徹底的に強化することで、あなたの英語力が「グーン!」と伸びる可能性があります。
努力するつもりがあるか?(やる気)
英会話を身につけた人の中には、何年も学習を継続して、目標を実現する人がいます。
1日2時間程度の学習を、少なくとも週5日、1ヶ月で40時間ほど、年で500時間ほど英語学習を続けているレベルの人です。こうした努力を、1年から2年、中には5年から10年続けて学習している人がいます。
何が言いたいかというと、「○○という英会話教材を使えばすぐに英語ができるようになる!」というような、おいしい話はないということです。
いくら良い英会話教材を購入しても、結局はどれくらい頑張れるかが大切。あなたが英語の学習を続けてこそ、その教材が本来持っている良さが発揮されます。
つまり、大切なのは「1日たった○分で英会話がペラペラになる!」と考えるのではなく「学習を続けていく!絶対に英語力を伸ばす!」という行動が前提です。
「楽して英語が身につくことは現実にはあり得ない」という当たり前のことを忘れないことだと思います。
私の経験からも、しっかりとした英語力を身につけるにはある程度時間がかかります。
私の場合、中学校から高校、大学の10年間英語を勉強して、ようやく日常英会話や海外旅行で使える英語力や、英字新聞を辞書なしで読むことができるようになりました。
私の大学時代の知人にTOEIC880点、TOEFL600点の知人がいましたが、彼の場合は大学に入学する前から相当な学力があった上に、かつしっかり英語の勉強に取り組んでいたようでした。
こうした事例を間近で見てきたため、「◯◯すれば今すぐかんたんに英語がペラペラになります」といった魔法をお伝えすることはできませんし、そのような魔法が本当にあるのか、個人的にはわかりません。
ただ一つ言えるのは、英語学習はまずはそれなりに時間が必要で、英会話教材を購入して1週間や1ヶ月程度ではすぐに効果は現れないということです。
よくあるケースが、英会話教材を買って1ヶ月ほど使ったけど、「効果がない!」といって諦めてしまうケースです。すぐに結果を求めても、ある程度時間や努力が必要なことは知っておきましょう。
自分にぴったりの英会話教材を選ぶために
以上の3点を確認した上で、教材にお金を払うかどうかを決定し、学習へ進んでいきます。
2022年以降、オンライン教材の発展に伴いコスパの良い英会話教材を利用できる環境が整いつつあります。その一方、英会話を始めるとき、特に独学で英語を学び英語を話せるようになることを目指す方にとって、英語力を身につける教材は必要不可欠です。
そして、どのような教材が自分に合うのかは人それぞれ違います。だからこそこの記事でご紹介した3つのポイントを確認した上でいくつか教材をピックアップ。その上で、自分にベストなものを選ぶことが大切です。
特に「目的」は重要です。「目的」を間違わなければ、「目的」をクリアする英会話教材がぐっと見つかりやすくなります。
そもそもの理由として、「私は何のために英会話を始めるのだろう?」という目的については、しっかり確認することをおすすめしたいと思います。
最後に
「英会話を身につけたい」
「仕事のために、ビジネス英会話に挑戦したい」
英語の勉強を始める動機は人それぞれ。
英語に挑戦する第一歩が、英会話教材を選ぶことですが、大切なのは選び方。良い教材を選び、それを使って努力していけば、着実に「英語ができる自分」に近づくことができます。
大切なのは、今自分に必要な英会話教材を選び購入後はきちんとカリキュラムを実行。やるべきことを、コツコツと続けていくことが効果を実感するための前提です。
そこで大切なのは今のあなたにとって必要な英会話教材を使うこと。今のあなたにベストなものを選ぶことで、あなたが身につけたい英語力を効率的に身につけることができます。
この記事があなたのお役に立てれば幸いです。